パントーン・フューチャースクールの森本です。

8月からのお仕事体験は塾講師のお仕事となっております。

2～3名でグループを組んでもらい、テストの採点、塾生からのお悩み相談に乗ってもらっています。

小学校低学年の問題から中高生の問題までそれぞれのレベルに合わせて問題の採点を行ってもらっています。

今回のお仕事体験のねらいとしては、グループでの話し合いをメインに置いています。特に塾生からのお悩み相談に対するアドバイスをグループ内で意見を出し合いながら進められるように促しています。

例えば

◎授業中に分からない問題があったときに、知っているふりをしてしまい質問するタイミングを逃してしまいます。いつ質問すればいいですか？

という悩みに対してのアドバイスは

◎授業のおわりに聞くことです。

理由は授業のおわりにきくことで自分にていねいにおしえてくれるから。

このような結論がグループ内で出来ていました。

その後、上司へ確認してもらいに来てくれるのですが、その場でどうしてこのようなアドバイスになったのか、他には意見が出なかったのか、自分だったらどうするか等を口頭で尋ねていきます。

スタッフの介入がなくとも、グループ内で自分の意見は伝えられるようになってきています。特に中高生の子ども達はそれぞれの役割や性格などが分かってきており、関わり方がとても上手になっています。沢山意見が出れば出るほど、それらをすり合わせてまとめていくことが難しい様子です。今後も話し合いの場面でどのようにすれば意見がまとめられるか、円滑に進める為にはどうしたらよいかを一人ひとりが感じられように支援していきたいと思います。