パントーン・フューチャー・スクール中島校の小原です。

本日は前回お伝えさせて頂いた通り、アイスブレイクについてお話させていただきます。

アイスブレイクとは不安な気持ちや緊張する気持ちなどを氷に例えて、それを壊す、溶かす意味を持っています。

パントーンでは学習の間に入れて、次の学習に行く前に気持ちを切り替えたり、ストレス発散の意味も込めていて、またコミュニケーション力を始め、様々な視点からスキルアップに繋がることを意識して組み込んでいます。

椅子取りゲーム、フルーツバスケットなどの単純な遊びでも、ただ楽しく終わるのでなく、使っている椅子を大切にすること、椅子はみんなの物なので、みんなで使うことなど伝え、コミュニケーションスキルだけでなく、物を大切に使うことや自分だけの物ではないことをお子様たちが理解してくれるように話をしています。

また的当てなどは、的に物を当てる視覚、身体コントロールなども含め、順番をどのように守るか、ポイント制にして計算をその場でするなど様々な角度からそれぞれのお子様にあった課題をもとに取り入れています。

勝ち負けのつくものも意図的に組み込んでいるのですが、もちろんお子様同士のトラブルの原因になることが多いので、負けることは悪いことではなく、勝てた人に拍手をしてあげたり、相手を素直に褒めたり認められることが大切であると事前に伝えるようにしています。今まで負けると嫌な気持ちになってしまっていたお子様も、お友達を褒めることでスタッフから「優しくて素敵！」と自分が褒めてもらえる嬉しさから相手を認められることが増えてきています。けんかになってしまってもそれはお子様同士がお互いを分かり合い、自分に向き合えるきっかけとスタッフはとらえており、スタッフが間に入り、お子様同士で話をして解決してもらうようにしています。

お子様たちが一つの遊びを通して楽しく、人との接し方を学んでいってもらえればと思っております。

次回は先日開催したパントーンでのお祭りについてお伝えさせていただきます。