お知らせ

2024.09.20

パントーンでの過ごし方

★参観日を行いました★

パントーン・フューチャー・スクールの森本です。

平日の参観日のようすについてお伝えしたいと思います。

9月3日~13日の2週間を参観週間とし、日ごろの支援の様子を保護者の皆さまに見て頂きました。

 

 

一週目は「言葉探し」の活動をしました。ひらがなのカードの中からお題に沿った言葉を考えたり、お友達と協力をしてしりとりを行いました。語彙力の向上やカードを探す際の体の使い方、他者と協力をしたり話を聞くことを目的として行いました。

同じような活動を夏休みにも行っており、一人ずつ言葉を見つけてくることがとても上手に出来ていました。

今回はお友達と協力することを目的としていたので、しりとりを始める前にスタッフがやり方を見せていきます。

◎一緒に言葉を探すはずなのに一人で勝手に決めてしまった。

◎自分だけが分かっていて言葉を一人で探している。

よくない例として実際にみてもらった後には子どもたちから

「なんかダメ」「勝手にきめたらいけんよな」「さみしそう」と様々な意見が出ていました。

その後は上手な進め方も実践してみせると ・・

「先生、上手~!!」「もう一回やって」とまさかのアンコールをいただきました(笑)

 

子どもたちの順番になるとみんなさっきの例を意識してとても上手に話し合いを行っていました。自分から発言をすることが難しいお子さまにはスタッフが少し手助けをしたりしながら進めていきました。

「これにしたいんだけどいい?」

「〇〇くんはなにがいいと思う?」など相手の気持ちに寄り添うことが出来ている姿に感動しました☺

二週目は制作活動を行いました。敬老の日のプレゼントを作っています。

季節や行事の物に触れていくことや指示されたことを理解して進めていく経験を積むために行っています。また、困ったことや物の貸し借りの際には自分の気持ちを言葉で伝えられることが出来るようになることを目的としています。

「敬老の日」って何の日?に答えられるお子さまはとても少なかったですが、「おじいちゃん、おばあちゃんに感謝を伝える日だよ」と教えてもらうと「あ~!!それか」と納得されていました。

 

 

まずはみんなでジャンボ折り紙を折っていきます。

みんなスタッフの説明を一生懸命聞きながら折っていました。分からなくなると周りをキョロキョロするお子さまもいましたが促されると手を挙げたり、「分からないから教えて下さい」と自分の言葉でヘルプを出すことが出来ています。

その後、時間を区切って、ハサミで切る→絵を描く→メッセージを書くことを行っています。時間までに終わらせるために考えたり、間に合わなかった時にはどうしたらよいのかを実際に経験しながらスタッフと一緒に考えています。

 

「おばあちゃんがどんな顔だったか分からん~💦」

「おじいちゃんもおばあちゃんもいるからどっちかこう~」と絵を描く時には悩んでいるお子さまも多くみられましたが見本の絵を見ながら描いてみたり、「家でもう一個作ってあげるわ!」と自分で解決策をみつけることが出来ていました。

 

出来上がった作品はそれぞれの思いが伝わる素敵な作品ばかりでした☺

おじいちゃん、おばあちゃんもきっと喜んでくれると思います。出来上がった作品を保護者のみなさんに嬉しそうに持っていく姿も印象的でした。

二週間を通していつもの支援の様子を見ていただきました。緊張していたり、少し不安そうなお子さまもいましたが、保護者の皆さまがいて嬉しそうなお子さまの姿がとても印書医的でした♡頑張っている姿や一生懸命に取り組んでいる姿を見てもらえて嬉しかったのだろうなと感じています。

保護者の皆さまにも学校や家とはまた違うお子さまの意面を見ていただけたのではないかと思います。

 

これからもお子さま一人一人に寄りそった支援や小集団での良さがだせるような楽しい活動をスタッフ一同考えて実践していきたいと思います!

 

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