パントーン・フューチャー・スクールの森本です。

土曜日のお仕事体験の様子についてお伝えしたいと思います。

４月より土曜日は午前中のみの時間帯でお仕事体験を行っております。

より小集団を意識し１０名程度の中でお仕事を進めていっています。

小集団の中で指示を聞くことや発表をすることに取り組んだり、それぞれのグループに分かれる中でリーダーシップを取ったり、分からないことをグループ内で聞くことが出来るなど、個人によって目的や目標とすることは違っていますが様々な経験が積めるようにしています。

4月からは「子ども園」のお仕事として壁面作りやお面作りを行っています。

まず初めに来所時からの流れとして、身だしなみの確認、ファイルの提出、上司への挨拶、ホワイトボードの記入など準備もたくさんありますが、スタッフと一緒に取り組んでいます。

お仕事をスタートする前にまずはお仕事体験とはどのようなことか、どうやって進めていくのか、どんなことを頑張ってほしいかなどについての話をしました。

「笑顔（にこっと笑う）」「挨拶（大きな声ではっきり）」「姿勢（立ち止まる、相手をみる）」この三つを社訓としてお仕事体験に望んで欲しいことを伝えています。集団の中で恥ずかしい気持ちや困ることもあると思いますが、みんなで協力したり助け合ったりする中で楽しくお仕事が進められるように考えています。

お面作りでは2～3人のグループに分かれて仕事を行ってもらいました。

まずはお仕事の説明をマニュアルを見ながら確認します。

作業工程としては

①貼り付け　➁切り取り　➂輪ゴムを付ける部分を折る　④ホッチキスでとめる　です。

今回は②の切り取りの作業が終わった後に上司への中間報告をお願いしました！

指示されたことを理解出来ているのかや報告のタイミングに気が付くことが出来るかを見ていきます。

指先の機能の向上や指示の理解、グループ内でのコミュニケーションなど様々な場面でアプローチをかけています。

実際にお仕事が始まると、昨年度から残ってくれている児童がグループの中で積極的に声を掛けてくれたり、全体のお仕事を引っ張っていってくれたりととても頼もしい姿が見られました！「これわかる？先にこっちからしようか」「一緒に持っていこう」など周りをよく見て声を掛けてくれていました。

新しく入った児童達もとても真剣にお仕事に取り組んでくれています。初めは不安そうな表情をしていたお子さまもいましたが、同僚のサポートやスタッフからの声掛けを受けて毎回最後までお仕事に取り組むことが出来ています。

これからさらにお仕事体験の仲間として信頼関係を築いていき、たくさんの経験が積んでいけるようにしたいと思います。