2024.02.07
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お仕事体験~心理カウンセラー編~
パントーン・フューチャー・スクールの森本です。
現在のお仕事体験の様子についてお伝えします。
10月ごろから「心理カウンセラー」のお仕事に取り組んでもらいました。
心理カウンセラーとは・・相談者(クライエント)のお話を聞きながら、心が軽くなるような働きかけをする人のことです。
今回は「心理カウンセラー」としてクライエントの悩みを聞き、その人や相談内容にあった対処法を伝えていきます。
まずは、「緊張しやすいです」という悩みを抱えた方からの相談にのれるように研修を受けます。
「心理カウンセラーの心得」5か条をみんなで確認していきます。
そして「緊張のトリセツ」という動画を見ます。
緊張をほぐす方法として
〇一分深呼吸
〇ゆっくりしゃべる
〇筋肉をほぐす
この三つの方法の意味ややり方を確認していきます。
研修が終わったらペアやグループに分かれてカウンセリングのスタート!
① 心理カウンセラーとクライエントの役をどちらが行うか決める。
➁ カウンセリングを行う。
クライエント・・相談カードを見ながら、相談者になりきって話をします。
心理カウンセラー・・クライエントの悩みの相談にのります。
➂ 評価シートをみながら、クライエントは心理カウンセラーにフィードバックをする。
④ 役割を交代してもう一度行う。
「心理カウンセラー」の役の中で「相槌を打つこと」「共感する言葉がけ」を行うことを気をつけながら進めていきます。また、マニュアルに沿った言葉だけでなく雑談を挟んだり、クライエントの話をさらに広げられるように工夫をしていくのですが、これがなかなか難しく💦
思ったり考えてはいても、なかなか共感の言葉(そうですね。わかりますよ。など)が出てこなかったり、雑談をすることが難しい様子が見られました。相槌やリアクションなど、出来ることから始めていき、回数をこなすことで徐々に出来るようになってきています。
また、クライエントの悩みをよく聞き、どのような状況なのかやその人の気持ちを考えていきます。悩みに沿った緊張を取り除くための解決方法を自分で考えてクライエントに伝えていきます。この答えが正解というものはないのですが、適切であるかどうかは上司が判断したりフィードバックの中で確認をすることで新たな視点に気が付くこともありました!
フィードバックの中で相手の良かった点やアドバイスなどをお互いに伝えてもらいました。客観的に自分の「心理カウンセラー」としての様子を評価してもらうことで、様々な点に気が付くことが出来たり、他者から褒められることで意欲や自己肯定感の向上へと繋がっていくと考えられます。実際に評価をもらい自信が付いた様子のお子さまの姿がたくさん見られましたよ!
今回は心理カウンセラーという仕事についてを知るだけでなく、相手の話を聞くことや共感したり、相槌をすること、雑談をすることなど・・日頃の生活の中でも役立つスキルを身につける機会となりました。相槌ってこうすればいいんだ、雑談ってこんな風に進めればいいんだということを知っていくことが出来たのではないかと思います。
始めは頷くタイミングや共感する言葉を掴むことが難しいお子さまもたくさんいましたが、徐々に慣れてきておりスムーズに出来るようになってきていました。「そうなんですね」「わかります」等の言葉だけでなく、自分で考えた言葉で相手への共感が出来ていることが増えていました。
心理カウンセラーのお仕事体験で身につけたスキルを学校や日常生活の中で生かしてもらいたいと感じています。
今年度のお仕事体験は2月で終了となります。
3月は課外学習や社員旅行、お別れ会などを予定しています。
またその時の様子もお知らせていきます✨