お知らせ

2020.12.18

お仕事体験

お仕事体験 ~ゆとり茶本舗編まとめ~

パントーンフューチャースクールの藤井です。

 

12月にゆとり茶本舗のプログラムの最後の通しを行いました。

 

ホール役、キッチン役、お客様役に分かれてグループで取り組んでもらい、スタッフは困った時だけヘルプに行けるようにし、あまり手を出さずに見守り中心で子供たちだけで行ってもらいました。

 

ホール役の人は接客をするといった意識をもってもらうために、お客様から呼ばれたらいつでも接客に行けるようにスタンバイをしてもらいました。注文や商品を提供している時だけではなく、待っている姿もお客様が見ていることを伝えると、『ピンッ』と背筋を伸ばし待機できる姿がありました。

 

キッチン役の人は、今までの手順を思い出したりマニュアルを再度確認しながら『緑茶はお湯を入れて〇秒蒸らすんだっけな』『Aセットの食べ物はこれでいいかな?』とグループ内で相談したり確認しながら取り組む姿があり、協力したり声を掛けながら進める姿がありました。一人で進める力もついてきていると感じますが、みんなで協力しながら進める力の向上も感じられ嬉しく思います。

 

お客様役の人はマニュアルに書かれているクレームの内容を言ってもらったり自分で考え付いたことを言ってもらいました。店員さんを呼ぶことが恥ずかしい子もいましたが、自分が困った時に発信できるように勇気をもって手を挙げたり『すいません』と声に出すことに挑戦してもらっています。『お店が寒いんですけど』『おしぼりを落としてしまいました』とお店の中でのあるあるや、『コンセントを使いたいんですけどいいですか?』と自分がお店を利用する時に聞くかもしれないことを伝える経験をしてもらっています。

 

全部で9回の内容で行いましたが、1回1回、一つ一つ行うことでスモールステップで出来ることが増え、子どもたちの自信になり、最後のまとめでは全体の見通しを持ちながら積極的に取り組める子が多かったです。

少しずつ経験を増やしながら、パントーン以外の場で『お家でお茶を入れてみよう』『困った時には〇〇したほうがいいって言われたな』『働いている店員さんはどう動いているかな?』など実践したり今までとは違った視点で店員さんを見て学んだりすることに繋がって欲しいなと思います。

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