お知らせ

2023.07.04

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事業所内研修を行いました。

パントーン・フューチャー・スクールの森本です。

今年度は、パントーン開業から提携している『自学道場』の安永ヘッドコーチに

事業所内研修を行ってもらっています。

前回は『語彙力を伸ばす方法』というテーマで話をしていただきました。

語彙力の重要性についてや語彙力を高めるために有効な遊びについてなどを教えて頂きました。

語彙力はコミュニケージョン能力の要となるものなので、とても重要であること、また、語彙を高める方法はたくさんあるが、どれが当てはまるのかはその人によるそうです。

語彙力が低いと

  • 文章の読み取りが難しい。
  • 会話の理解が難しい。
  • 指示を理解出来ずに何度も言われる。
  • 全科目に悪影響が及びやすい。

その結果的に自己肯定感の低い子になることがあるそうです。

語彙力を鍛える方法としては

・会話の語彙レベルを調節すること、類語に多く触れること、様々な語彙に触れる環境に置くことを挙げられていました。

具体的な方法としては『言葉探しゲーム』『身近にある言葉当てクイズ』

『ワードバスケット』などを挙げてくれています。

『言葉当てクイズ』の例として

次の言葉は何でしょう

①能や歌舞伎で竹之木の枠に張った幕に笹や気の枝葉をかぶせた作り物

➁沢山寄り集まっている事や多い事

➂高く積み上げたもの

④鉱山資源を採掘するための施設

⑤陸地の表面が周辺の土地よりも高く盛り上がったところ

答えは・・「山」です!

①だけをみると何を意味するのかとても分かりにくいですよね。これは辞書に描いてある順番だそうです。

 

また、漢字は語彙力を支える力となるそうです。漢字は一文字で意味が分かるので例えば「裁」という漢字なら「裁判、裁決」⇒何かを決めることとイメージ出来るかが大切なんだそうです。言語は聞く⇒話す⇒書くの順番で身につくので、第一優先は読めることだそうです。

 

語彙力は年齢に関係なく伸ばすことが出来るそうです。分からない言葉がある時はすぐに辞書を引くことが良いそうです。特に安永先生のおすすめは『類語辞典』というものです。一つの言葉に対してさまざまな言い方が乗っており、語彙力を増やすにはとても良いそうですよ!

 

遊びや生活の中で沢山の言葉に触れ、大人も一緒に語彙力を伸ばしていけるとよいですね!

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