2025.03.25
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安永先生による講演会を行いました!
パントーンフューチャースクールの森本です。
先日、自学道場の安永先生をお迎えして講演会を行いました。
今回の題目は「幸せな子を育てるのではなく幸せになれる子を育てるために」という題目でした。
とても興味深い題目で、6名の保護者の皆さまが参加してくださいました。
まずはこれからの時代がどうなっていくのか、先進国の中での日本の立ち位置であったり、日本の子どもたちが将来に希望を持てないと感じていることなどを教えて下さいました。これからの日本がどうなるのかは誰も予測することができません。経験したことがない時代へと突入していきます。その中で必要なことは・・英語、IT活用スキル、マーケティングなどがあがってくるとのことです。
ただ・・明日もし自分がこの世の中を去るとしたら子どもに何を伝えますか?と尋ねられた時に「英語をしなさい!」「マーケティングを大事に!」と伝えるでしょうか。
親として子どもに伝えたいことは「大好きだよ。愛してるよ」「幸せになってね」と願い伝えるのではないでしょうか。
親として子どもの幸せは究極の目的ですよね。
慶応義塾大学 前野隆司先生の「幸せの4つの因子」を教えてもらいました。
➀自己実現と成長(やってみよう因子)自分の強みを持ち、夢や目標を達成しようとする努力
➁つながりと感謝(ありがとう因子)人とこすれる経験、多様な人と繋がり感謝する。
③前向きと楽観(なんとかなる因子)物事を前向きに、また楽観的にとらえる
④独立とマイペース(ありのままに因子)自分らしく、他人に左右されずにマイペースで生きる
幸せになつために必要なことだそうです。
「感謝」は自分に余裕がないとできないことと言われてとても納得しました。
★幸福優位 7つの法則★というものについても教えていただきました。
こちらも本があるそうなのでぜひ参考にしていただければと思います。
お子さまを育てる中で大切なことはまずは根が育つことだそうです。
木に例えると 根=こころ 土=家庭、両親、愛情
能力を育てることは後でもできるのでまずは根の部分を育てていくことが大切であるとのこと。確かに、根が育たなければ大きな木には育たないですよね。
最後に幸せを創れる子に育てるために
・親自身が幸せであること
・物事を「よい」「悪い」という面だけでとらえないこと
・時代の変化をポジティブに捉えること
・広い視野を持ち続けること=アンテナを高くする
・自分(子ども)と自分(子ども)の能力を信じること
「幸せを創れる子」を育てるためには保護者の皆さま自身が幸せであることが大切だそうです。
保護者の皆さま自身が「幸せ」と感じる瞬間はどのような時でしょうか。
日々の生活の中では感じることが難しいこともあると思います。一人ひとり幸せと感じる瞬間は違うと思いますが小さなことでも幸せだなと感じられることがあるといいですよね。
スタッフ一同、お子さまの成長や出来るようになったことを保護者の皆さまと一緒に喜び、嬉しいことや幸せと感じることを共有していきたいと思っております。
参加して下さった保護者の皆さまも最後までとても真剣に話を聞いて下さいました。
講演後は安永先生に直接質問をしたり、スタッフと雑談をする時間を設けました。ご家庭でのお子さまのリアルな姿や困っていることなどたくさん話を聞くことが出来ました。
また、来年度も講演会の機会を設け、保護者の皆さまと一緒に学んでいきたいと考えています。安永先生、一年会ありがとうございました(*^^*)