お知らせ

2024.11.21

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安永先生による講演会を行いました!!

パントーン・フューチャー・スクールの森本です。

先日の講演会についてお伝えしたいと思います。

パントーン・フューチャー・スクールでは自学道場と提携をしており、講師の安永吉光先生に学習相談や講演会を定期的に行ってもらっています。

今回の講演会は『不安が強い子の学習への取り組み方』についてです。

 

何かを始める時や最初の一歩を踏み出すためにどのようにすれば良いのかを話していただきました。

まずはクイズです!

Qこの中であなたが注文するものはどれですか?

➀パタタス・ブラバス

➁ポムパイヤソン

③明太子スパゲッティ

私は迷わず③番を選びました。名前も知らない、どのようなものかもわからないものは食べられません💦参加者のみなさんも③を選んだ方が多かったです。

 

「じゃあ、これならどうですか?」と同じ質問ですがメニューの横に写真とどのような料理かの説明が書いてあります。

ちなみに➀はハムやソーセージを使ったスペイン料理、➁はじゃがいもを使ったフランス料理です。写真や材料を見ると➀、②を選ぶ人も増えていました。この結果をふまえて、

 

『大人が得たいが知れていないものが食べれない、選ぶことが出来ない。』子どもがおかれている状況はそれと同じ。と言われて「なるほど~!!」と納得しました。それらは人間の当たり前の性質ととらえていいそうです。

なので子どもたちにとっては毎日が不安なことの連続なのだなと感じました。

 

・人は知らないものが怖い、変わらない方が安全と感じる=恒常性

日本人は特に多い傾向にあり、安全な方にいこうとするそうです。

・過度に白黒をつけたがる=白黒志向  現代はとてもこの傾向が強くSNSなどでの炎上などもそうなるようです。

 

失敗を恐れるようになる要因とは何か?

➀人の恒常性

➁白黒志向という特性

③自己肯定感が育っていない

➀②を変えるのはとても難しいことで、鍵になるのは③が出来ているかどうかだそうです。

自己肯定感を育てるのって頭ではわかっていてもとても難しいことですよね。

 

 

最後に失敗を恐れない子にするために大事なことは・・

➀子どものありのままを受け止める

➁結果だけにフォーカスしない

③プラスとマイナスの両面を意識する

 

 

は褒めるのではなく認めることが大事。

例「50点だったんだね」

は結果だけで物事をジャッジせずプロセスを見る癖をつける。

例「がんばったからここができたね」

は白か黒ではなくグラデーション、色々な側面があることに気付かせていく。

例「失敗したところもあるけど成功したところもあるね」

 

具体的な例をあげてもらうことでなるほど~となりますよね。いつまでも長くは続けられないかもしれないけど・・この講演を聞いた日だけでも気を付けられるといいなと感じました。

 

最後に

人生や子育てに「成功」や「失敗」もない。あるのは「経験」だけ。

とても深い言葉だなと思いました。パントーンにきているお子さま方のなかにも不安が強いお子さまはたくさんいらっしゃいます。まずはたくさんの「経験」が出来るような場面を用意し楽しかった、出来たに繋がるように支援していきたいと思います。

参加してくださった保護者の皆さまもありがとうございました。

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