2025.06.14
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安永先生による講演会を行いました!
パントーン・フューチャー・スクールの森本です。
先日行われた講演会についてお伝えしたいと思います。
自学道場ヘッドコーチの安永先生をお迎えし、「わが子が中学生になる上で大切なこと」という題目で講演を行っていただきました。
高学年のお子さまがいらっしゃる保護者の皆さま7名が参加してくださいました。
まずは中学生とはどんな時期なのか?
子どもは6年ごとに成長のステージが変わるそうで
形成期【0~5歳】 滑走期【6~10歳】 離陸期【11~18歳】
信頼感や土台作りを経て、離陸期の中学生は手を離し、自走する、そして徐々に判断力や主体性が身についてくるときなのだそうです。
次に中学校にあがるとかわることや中学校と小学校の違いを教えていただきました。
生徒本人の違いでは、ホルモンバランスが大きく変化し心身のバランスが崩れやすくなります。手をかけることよりも目を離さず見守ることが大事なのだそうです。
困って初めて学ぶこともあるため、忘れ物をしたり、時間に遅れたりして本人が困ることを経験すると良いとのことです。
また、「親より友達」の時期に入り交友関係が広がる時期なので、仲間の影響が増していくそうです。全てを把握することは不可能ですが、担任の先生や部活の顧問、友達の保護者など大人との連携が取れていると良いとのことです。
学校との接点が小学校よりも減少するので、三者面談や個別面談などを積極的に活用すると良いそうです。
定期テストと評定に関しては「テストに向かうまでの準備が大切」だそうです。
安永先生流のポイント
➀「テスト勉強を計画的に進める力」は最初からは身につかない
➁点数に一喜一憂せず「過程」と「行動」を見る。
③保護者は“環境づくり”と“声掛け”を。
まずは勉強が出来る環境になっているかを確認し整えてあげることが必要だそうです。
中学生の家庭学習と親との関り方では
中学生は「やるべきことを自分で管理する力」が求めらるので、まずは親自身が言うのをやめる所からスタートする!多くの子は最初からは出来ないのでサポートが必要です。失敗はしないといけないが失敗したことをせめないようにして欲しいとのことです。
命令、干渉するのではあなく、伴奏型となり小さな成功体験を一緒に喜んであげられるとよいとのことです。
「どうしたの?」「どうしたいの?」「何かできることはある?」と子どもに問いかけ、決定させてあげ、間違ってもいいかなと思いながらやらせてあげることが必要だそうです。
親として最終的に願うのは子どもの「幸せ」ですよね。
今の心配や注意が子どものためになっているのかどうかを考えて欲しいとのことでした。
今回のお話を聞いて中学生の我が子との向き合い方を考えてみました。
子どもに失敗させるのって親からするととても勇気がいることですよね💦
でも、失敗から学ぶことがたくさんあるんだ!と心に言い聞かせ、今まで手伝っていたり、口うるさく言っていたことを少し我慢しています(笑)
一度に全部は難しいかと思いますが、少しずつ出来る所からやってみようと思いました。
参加された保護者の皆さまも真剣にお話を聞いてくださっていました。小学校から中学校に上がる時は人生の中でも大きなフェーズだと思います。パントーンに来てくれているお子さまにとっても良い時間、良い経験となるように支援していきたいと思います。