2024.05.08
パントーンでの過ごし方
平日の支援の様子
パントーン・フューチャー・スクールの森本です。
早いもので新学期が始まり1か月がたとうとしています。
4月から入所してくれたお子さまもたくさんおり、賑やかな声がパントーンにも響き渡っています。
先日はみんなで『果樹園ゲーム』を行いました。
こちらは既存するボードゲームを参考にスタッフが手作りしています。
果樹園になったたくさんの果物を収穫していき、イノシシに侵入される前にすべて取ることが出来れば人間チームの勝ちです。
このゲームでは個人での勝ち負けはありません。
みんなでイノシシに勝つことを目的としてゲームを進めていきます。
勝敗にこだわりがあり、ゲームに入りづらかったり最後まで参加が難しいお子さまにもゲームの楽しさや、みんなで協力することの大切さを学んで欲しいと思い取り組みました。
1人ずつ箱の中でサイコロを振ります。
出た目を確認し、果物を木から収穫します。
カゴがの目が出たら好きな果物を2つ収穫します。
イノシシが出たらイノシシが1つ前に進んできます。
みんなルール説明をよく聞くことが出来ていおり、理解もバッチリでした!
出た目の果物をみんな上手に収穫していきます。
「あ、イノシシが出た!」とイノシシが進んでくると不安そうな声も上がっていましたが
「まだ、大丈夫じゃろ~!!」「次は果物が出るって」と周りのお友達からの優しい声がたくさん聞こえてきました。
実際に・・イノシシが先に果樹園に入って負けたチームもありましたが、誰も怒ったり、泣いたりすることなく楽しくゲームに参加することが出来ました。
ゲームが進むと、自分がサイコロで出した果物がないことも・・こちらも「なかったわ」と納得して次のお友達に順番を回すことが出来ています。
見事にすべての果物を収穫し人間チームの勝利!!となると「やった~!!」「すごい」とみんなで喜ぶ姿が見られました☺
なんとなく一体感を感じる瞬間でした~!!
ルールを守ることや勝敗がつくことに関して、苦手意識があるお子さまも多くいると思います。小さなことから一つずつ「出来た」を増やしていき、「やってみたら楽しかった」「みんなで協力出来てよかった」等と感じられるようになってもらいたいと考えています。
今回のような遊びを通して、小集団で遊ぶことの楽しさ、お友達と一緒に何かを成し遂げることの良さを少しは感じ取ってもらえるように今後も様々な活動を計画していきたいと思います。