お知らせ

2024.06.13

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講演会を行いました!

パントーン・フューチャー・スクールの森本です。

土曜日に行われた保護者向け講演会についてお伝えしたいと思います。

今回、自学道場の安永先生をお招きして「低学年と学びの進路」についての講演会をお願いしました。1~3年生のお子さまがいる保護者様を中心に参加していただきました。

 

話の冒頭でやっすー(安永先生の愛称です☺)から講演会を聞く中で言われた

「でも」「だって」「どうせ」「知ってる」「わかってる」「やってる」を使わないこと・・

あ~子育ての中で言いまくっている言葉だなと早々から胸に刺さりました💦

 

6~10歳の子どもたちの今は滑走期であり、「自立への土台作り」がとても大切とのこと。

特徴としては、落ち着きがない、計画性がない、うるさい、反省しない、直感的

育てる力としては、自信、自己肯定感、我慢、自信を育て、我慢をすることを経験することが必要とのこと。我慢を経験するには父親の力を借りるのが一番良いそうです。なぜなら、社会で一番初めに出会う『理不尽』は父親だからだそうです。これには「確かに~!!」と納得しちゃいました。

「ダメなものはダメ」とはっきりと伝えることが大切でその役割は父親が一番良いとのことでした。

 

人は欠けている方に目がいってしまう→認知的不協和と教えていただきました。

出来ないことに目を向けてしまうことで学習への努力や意欲も失われてしまうそうです。

国語で言えば漢字の書き順は『この通りに書くときれいに書ける』という道筋のようなものでさほど関係ない、「とめ、はね、はらい」が出来ていなくても採点には響かないこと、

3,4年生の漢字はとくに量が多く大変なため、まずは読むことが出来ていれば大丈夫なことを教えていただきました。

現在、小3男子(漢字がとても苦手)を育てる私にとっても安心できるお話でした。やはり「漢字が書けていない」「字が汚い」ことにばかり目がいってしまいがちでした💦

 

そして今後は「探求」と呼ばれる学習が必要で、いろいろな経験をしていないと対応が出来なくなってくるとのこと。

自分の経験したことを自分の言葉で伝えることが出来ることが入試にも必須になってくるそうです。

 

好きなことや得意なことで社会の中での自分の役割を見つけるために

①子どもとお母さんが安心する

➁幅広い経験をさせてみる

➂子どもの良い所を見つける

この3つがとても大切であるとも言われていました。

 

①の子どもとお母さんが安心するは簡単なようでなかなか出来ていないな~と自分を振り返って考えました。子どもとの関わりの中で安心して過ごすことって実はかなり難しいことですよね。

また➁の幅広い経験をさせてみることも一歩を踏み出すまでに時間がかかりますよね💦

③に関しては良い所は見つけられたり思っていてもなかなか言葉にすることは難しかったり・・

この①➁➂に関しては家庭での取り組みはもちろんですが、習い事や学童保育、療育の場などいろいろなところで補えることもあると思います。

実際にパントーンでもお子さまや保護者の皆さまが安心できる環境づくりや家庭では出来ない様々な経験が出来るように心がけています!

また、送り出しの時にはスタッフからお子さまの良い所や出来たことをお伝えすることで違った一面を発見することも出来ることがあるのではないかと思います。

 

講演会後には質疑応答の時間も設けました。

「ゲームの時間が長いのはどうしたらいいですか?」

「好きなことを好きなだけやらせたい。でも切り替えが難しくて」などなど

みなさんいろいろな質問をされており、日々、お子さまがたに一生懸命関わっているんだろうなと感心しました!

 

とても勉強になる講演をしていただきありがとうございました!

今後の支援や家庭での子育ての中で私自身も気を付けていきたいと思います(*^-^*)

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