お知らせ

2021.03.12

パントーンでの過ごし方

平日の様子  買い物練習

パントーンフューチャースクールの藤井です。

 

 

今回は平日の支援の様子についてお伝えしたいと思います。

 

お金の使い方を学ぶために『買い物練習』を行いました。

駄菓子屋、マク〇ナルドを想定して理解度に合わせて実施しています。

 

説明が始まると「何買おうかな~!」「〇〇は無いの?」「〇〇くんは何買う?」などみんなが興味津々でした。

 

お客さん役と店員役に分かれてスタッフが付き添いながら取り組んでいます。

お客さん役の人は

・自分の欲しいものを選ぶ

・決められたお金の範囲で決める

・提示された金額に対してお釣りがないように支払いをする

 

店員役に挑戦してもらった際には

・注文された商品を聞き取る

・合計で何円になるかといったことを伝える

 

といったことを主に意識できるように説明し始めました。

 

お客さん役として注文をする際には『あれもいいな…これもいいな…』とじっくりと考えながら欲しいものを選ぶ子どももいたり、『注文するもの決めてた。これとこれ!』と即決する子どももおり、人によって性格が出るなぁと感じました。支払いの際には『丁度で支払ってください』と言われると財布の中から適切な硬貨を必要枚数選び購入出来る子どももいたり、支払いが難しい子どもには『□□と□□を合わせたら●●円だから100円が〇枚、10円が〇枚必要になるよ』とスタッフからアドバイスを受けながら購入できるように促しました。

店員役になった時には、お金を受け取る、お釣りがある場合はお釣りを計算し、渡す時に『〇〇円のお返しです』と言う。お釣りがない場合はお金を受け取った後に『ちょうどお預かりします』と言って挨拶を行う。といったことを経験してもらっています。

 

買い物の経験の有無に関わらず、お客の立場になった時、店員の立場になった時と立ち振る舞いが違う経験をすることで、実際にお店に行ったときに店員さんの立場になって考えてみたり、自分がお客の時にはどういった振る舞いがいいかを考えてみたりと、とても良い経験になったと思います。

社会に出るときに必要不可欠な「お金」を扱うスキルも徐々に獲得できるように、定期的に楽しみながらお金について触れたり考えたりする機会を設けていきたいと思います。

 

トップに戻る